ほうむ 4 おまけ

<花>

　激しく後悔した。
「親、いないんじゃない?」
　なんて。本当にそうだとしても、そんなにサラッと聞いていいものでないとわかっているはずなのに。自分の、親がいないという告白も、そんなの言われて困るだけだというのに。
　そのあとの記憶は曖昧も曖昧だ。どうやって部活に顔を出したのか覚えていない。あるのは心配そうな顔をしている部活仲間と、ひたすら走ったという数少ない情報。そして今は自分の部屋のベットに飛び込んでいる。
「やっちゃった……」
　言った瞬間、小山くんの体が強張ったということは、当たったということだろう。とはいえ、あれは当てずっぽうのようなものだったのだ。
　小山くんのことが気になり始めたのは、転校してきたその日からだった。不思議と目が離せなくて、そしたら小山くんもあたしを見て目が合った。そのとき感じた『何か』はずっとわからずに胸に引っかかったままだった。ちなみに目が合ったのが嬉しくて、それはあとで修くんに自慢した。
　小山くんは自分から他人と関わろうとしない人だ。それでも周りに人が集まっているのは、転校生という珍しさの勢いにそのままクラスのみんなが交流を続けているからだ。小山くんもそれなりに言葉を返すから誰も気付かない。でも修くんとあたしは知っている。小山くんが自分から話しかけたことなんて一回もないことを。
　あたしたちが知っているということを小山くんも知っていて、だから修くんとあたしだけにはみんなとは違う顔を見せる。きっとそれが素に近い小山くんだ。冷たく突き放すような言葉と態度に、あたしは心当たりがあった。
　それから、いつかおばさんが作っているのだと言っていたお弁当。それだけで決めつけちゃうのはよくないけど、親がいなくておばさんと住んでいるのかなと思った。気になったけど修くんは何も言わなかったし、それを口にして聞くつもりなんてこれっぽっちもなかった。
　それなのに、よりにもよって口から出てしまった断定した言葉。
　引っかかることが増えていくと、あたしの感じていた『何か』も少しずつ解け出して。その上に、小山くんと二人きりで鉢合わせるというシチュエーション。勝手にあたしの頭がそれぞれのパーツを組み合わせて飛び出てしまった、というのがあの言葉の真実だったわけなんだけど。
　でも、そんな言い訳はどうでもいい。自分の言葉で小山くんを傷つけてしまったのかもしれない事実が今重要なのであって。
「どうしよう……」
　あたしがしたかったのは小山くんを傷つけることじゃなくて、逆のことだったのに。じんわりと涙も滲んでくる。
「うー……あたしの馬鹿あ」
　でも、こんなに後悔しながらもおいしいご飯に飛びついてしまうのは、やっぱりあたしであって、また悔しくて涙が出ました。

アニメ漬けた

こんにちはあ＾＾
GWはいかがお過ごしだったでしょうか
少し天気が思わしくなかったですかね
まあ、連休全てにおいて雨でなかっただけよかったということにしときますか
…さて、とか言っているわたしは基本家にこもり状態な連休でした←
親が連休の半分以上仕事だったため、割とせかせかといいますか、連休のようなそうじゃないような、こう、ふんわりとしたお休みでしたね
近くのお店にお買い物には行きましたけど、あんまりお出かけしてきたとは言えない感じかなあ…
…あ、気持ちの持ちようですかね?
じゃあ、お出かけしてきたということで(・ω・´)
とりあえず、弟(下)の長いズボンが、ようやくその気になって買えたので一安心といいますか、満足です
裾を上げてもらおうか迷ったんですけど、直しに500円かかるとのことで、それなら家ですればいっか、みたいな
だって500円ですよ?
大判だとちょっとあれですけど、コミック1冊買えちゃいますよ!?
色が黒ということもあって、それならミシン糸もありますし、あとはわたしが責任をもって裾上げしますともおおおおおお

ちょっと荒ぶってしまいましたが
そういえばギアスの映画始まりましたね!　3章!!
残念ながらうちの近辺の映画館では上映予定がなくてまだ見に行ってないです
そもそもいつやってくれるのかわからないので今のところ予定も立たず…orz
本屋に行ってはアニメ誌をチェックしていたのですが、一向に情報が出る様子は見られず、公式サイトのほうが出してくれるので専らそっちでチェックしていました
わたしが見落としていただけで出ていたんですかね??
ここ数ヶ月は金欠なもので、ちょいちょい買えないんですよね
けっこう高くて馬鹿にならんですよ
アニメージュはもとより、アニメディアも何年か前にサイズが大きくなって値上げされましたし
ニュータイプは、変わらずといったお値段ですかね
割とニュータイプが先立って情報を載せてくれていたので多分に期待していたんですけど…
単にわたしが探すの下手ということですかね?　あれー??
公式サイトじゃなくてアニメ誌で情報見るのが好きなんですけどね(・ω・`)
そうそう、当初4章までだったのが5章でラストになったとか
これは、楽しみが増えましたね
でも、その前にとりあえず3章、近場で公開されないかなあ…
1,2章と謎だった部分が明らかにされるとか聞いたので、わっくわくしてます(´∀`*)
なので、いつか近場でやってくれると期待しつつ、連休は弟(上)と録画していた1,2章を大人しく見ていました
何度見てもあれですね、アレクサンダの4足歩行の動きは何とも言えない感じですよね
最初びっくりしたもん(笑
あれって虫をモデルにしてるんでしたっけ?
直立のときも、けっこう人間に近いといいますか、やっぱりあの細身のシルエットだから可能なんでしょうかね?
KMFの戦闘シーンは、映画になってからCGになってますよね
動きが滑らかになっていますし
元の感じもけっこう好きだったんですけどね
ここ数年のアニメはCGが入りだして動きの滑らかさはとてもよくなったと思うんですけど、いまだに普通の絵との浮いた感じがもひょもひょします
CGのほうが動かしやすいんでしょうかね??

わー　なんだか久しぶりにアニメ関係の話を出した気がする
もちろん相変わらず家族一緒にアニメ漬けの生活をしていますが、話題としては避けてましたねー
それなりに見てるのよ?
漫画は、ネットで個人が上げているものを読むことが多くなりました
探すとおもしろいのがぽろぽろ出てきます
この前は書籍化したものも買ってしまいました
全部揃えたいところなんですけどね、何せお金が…orz

連休中、親の勤め先がまた動物を拾ってきました
前も猫が1匹いたんですけど、今度は子猫が3匹
…
増えてるー!!! Σ(´Д`;)

とりあえず風邪引いた

こんにちはあです＾＾
今週はおまけではなくて、別の文章を落としてみました
3月に書いていた、割と新しめの文なんですけど、エイプリルフールに上げればよかったと、あの日すごく後悔しましたよ
次、こんなんやるよー!
…みたいな
やればよかったorz
文自体はとても短いんですけどね
あの独白文書いてからの本編入りみたいなのを思い描きつつ書いたやつです
メインキャラは名前も設定も粗方できあがっているので書く準備は珍しく整っているわけでありますが、なかなかわたしが踏み出しきれずにいまだ箱入り状態
いつ日の目を見るのかは、わたしにもさっぱりわかりません←
需要があれば早くに手を付けます
ちなみに内容は、
個性バラバラな3人の女の子たちの、高校での友情物語
といった感じでして、『ほうむ』では聡太が1人主人公でしたがこっちのは3人がそれぞれ主人公で話が展開していく予定
強いて主人公を1人に絞るならば、火曜日に上げた独白の子です
そもそも他の子知らんわ!　って、そりゃそうですね
また気が向いたら紹介します
後半あたりからオプションで恋愛が引っ付いて、きますね
ここがネックなんですよねえ…
正直、『ほうむ』3話おまけの布美と利也書いてるだけでもむずがゆかったとかそんなレベル
とはいえ、話展開していく上でキャラクターたちの恋愛って大事ですしね
うーむ……
もう、これも慣れですか??　量をこなせってことなんでしょうか
まあ、やるしかないですかね(・ω・´)ｷﾘｯ
あ、そういえば絵も最近あんま書いてない…＾＾;

さて、先週家族が疲れ果てているといいましたが、わたしも風邪で仲間入りを果たしてしまいましたorz
前からのどは少し痛かったんですけどね、見事に悪化した
鼻もきて、そのせいで耳も詰まってますし、そして鼻声　咳はちょこちょこ
中でも今いちばん困っているのはお尻とももとの付け根を跨いでくる謎の痛み
尾てい骨あたりの位置から右のももの中間あたりまで、何気ない日常の動作で痛いですからね、何なのこれ(；ω；`)
風邪を引き出してから痛くなったので、風邪が治ればこっちも治ると思ってる
去年は誕生日をバイトで過ごしましたけど、今年は風邪で過ごしましたよ
あれ?　普通に、穏やかに過ごしたい…orz

身勝手な赤は羞恥に染まる

　最近、『本当の何か』を求めるようにはなったけど、心のどこかでは『本当』も『嘘』も、そんな区別したって仕方ないのかもしれないと思っている。
　それは、あたしの中で『本当』と『嘘』という線引きが曖昧なだけに、今あたしが持っているものを上手くどちらかに振り分けることができないからだろう。いざ踏み切って手持ちを『嘘』としてしまったときに、自分の足場が酷く脆くなって、見る間に崩れてしまうのがどうしようもなく怖い。その崩れ去ってしまった足場は二度と元に戻ることはなくて、また新たに確立させるには長く長い時間がかかってしまう。
　それなのに、あたしはやっぱり『本当の何か』が欲しいと願う。
　それは、現状手の内にあるものが、人生という波に流され行く過程で自然とくっついてきたものだからだろう。自ら望んで手にしたものなんて何一つ見当たらない。
　喪失を恐れて何かを手に入れたいとは、ほとほと呆れたものである。何かを失うかもしれないリスクを冒してでも手に入れたからこそ、それに価値があるというのに。
　自分のあまりのわがままさに、あたしは笑ってしまった。

もう少し明るい話題が来い←

こんにちはあ＾＾
何やか今週はお日さまポッカポカのようですね
洗濯物がよく乾くようないいお天気です
PM2.5やら黄砂やら気になりますが、うちには小さい子や気管の弱い人がいないのでもう外に干しちゃっています
本当はあんまりよくないの知ってるんだけどね　ただ、やっぱり外干のが気持ちよい(・ω・`)
みなさんは部屋干し派ですかね?　どうでしょう??

新学期が始まって4月も残すところ1週間ほどとなりましたが、いかがお過ごしですか?
今年度から大学に進学したお友達がいるんですけど、彼女、高校時代にいろいろあった子なので、卒業と進学を聞いたときには大喜びしました
よかったよお、本当によかった!
その子はお家に残っているとのことなので、2人で落ち着いたら一緒に遊ぼうねと言っています
ただ、いつになるのかは全くもって不明であります←
まあ、楽しく大学生活を送れているのなら嬉しい限りです
それから家族内での話だと、親が移動で引越しの手伝いなんかもしましたね
ちなみに物件はわたしが探しました
ある日いきなりメールがきて、職場から何km以内であれでこれでそれで…と条件付き
自分で探せよおおおお
なんて思いましたが、親は忙しくわたしは暇
………当然の流れですよねえ
なんとか決まって引っ越しも終わり、まあ元気でやってるようです
県内でも家かばあちゃんの家の近くだったらよかったのにねえってみんな言ってます　わたしも言ってます
しかし、決まったものはしょうがない　そして決めるのは会社ですしねえ
その他、残るメンバーは何故か全員グロッキー
本当に、つっこみたくなるほどにグロッキーです　疲れ果てているよ
弟'sは学校で疲れ、親は残業&休日出勤で疲れてます
疲れてるとあれだね、やっぱり機嫌もよろしくないのよ
なので、これ以上機嫌を損ねないよう、わたしはひっそりと暮らしています
…あれ?　自分の家なのに(・v・`)ｵｯｶｼｰﾅｰ
とりあえず親の仕事が落ち着けばいいのにってみんな思ってます　わたしも思ってます
残業――時間とか、吐くよね　もうサービス残業の域では??









今回投下したおまけのために、本編を少々いじりました
何か違和感を覚えた人は間違いじゃないですよー
おまけを考えているときに、新しい設定のほうがしっくりきたもので
それから、これは好みの話になりますけど、利也さんは『ほうむ』の中で一番いい旦那だと思ってます、わたしは
めちゃくちゃいい人ですよ、彼は
当初はあんなに出てくる予定もなかったです(ﾊﾊﾊ
いくつか家族が出てきましたが、松崎家がダントツ穏やかですね
ちょっと刺激が欲しい人には宮守家か藤谷家がおすすめです
…ん?　何の話をしているんだ、わたしは←