ほうむ 3

　松崎と書かれた表札。ここが聡太の居候先だ。自転車を置き家に入る。パタパタとスリッパで走る音が聞こえたと思ったら聡太の叔母、松崎布美が顔を出した。
「おかえりなさい」
　何も言わずに軽く頭を下げ、聡太は階段を上がっていく。
　ただいまと言っていないのに。玄関の戸も割と静かに開けて閉めた。それなのに、その小さな戸の音を聞いてわざわざ出迎えてくれたというのだろうか。学校から戻る度に思うことだった。
　二階には布美の息子である啓太の部屋が一つと広い寝室に納戸その他、そして不思議と空き部屋も一つある。その空き部屋が聡太の部屋として用意されていた。客間用の和室は一階に別にある。ほとんど使用された形跡のない空き部屋には座卓とタンスが置かれている。聡太も特に何かを動かしていないため、新たに聡太が持って来た荷物が増えた以外はそのままの状態だ。まるで聡太を迎えることを前提として造られたような家だと感じずにはいられない。
「はあ……」
　鞄を置き、聡太の口からため息がこぼれる。布美の家に来てからというもの尽く予想外の出来事にあってきていると言ってもいい。そのため聡太の疲労も半端ではなかった。誰も見ていないので床に大の字で寝転ぶ。天井が高く広く感じた。
　何かと世話を焼きたがる布美。前の家の伯母とは大違いだ。
　――この疫病神!
　ああ。そんなことも言われたっけ。思い出すと耳の奥でずっと響き続ける。伯母の悲痛な叫び。自分にぴったりだと聡太は思った。だからこそ余計に考えてしまう。
　自分はここにいるべきではないのでは、と。

　布美と啓太は隣り合って座っていて、聡太は啓太の向かいだ。聡太の隣は空いている。この家の主人である利也はまだ帰宅していなかった。聡太の目の前で二人が楽しそうに話している。向かいに座っているせいか時々啓太は聡太をちらっと見る。そして目が合うと驚いたようにすぐ目を逸らしてしまうのだが、聡太はたいして気にしてはいなかった。また、布美は困ったように笑っていた。
　食卓には布美の作った夕食が並ぶ。スープにハンバーグ、付け合わせとは別にサラダもあった。はじめは口に合うか心配していた布美だが、心配するまでもなくおいしかった。料理とは作った人の人柄を表すのだろうか。この夕食にしろ少し冷めた弁当にしろ、どれももれなく温かい。だとするならば、自分が作ると冷たくて重いものになるのだろうか。聡太は内心で苦笑した。
　布美と啓太の様子を見ながらゆっくり箸を進める。以前の癖もあり早く席を離れようと速く食べていたのだが、布美はみんなで一緒に食べたいらしくて周りに合わせるようになった。最後にならないように、けれど速過ぎないように食べる。家で口にするご飯に味があるとは驚いたものだった。
　もう少しで食べ終わる。そんなとき玄関の鍵の開く音がした。音を拾った布美は箸を置き玄関に急ぐ。啓太は座ったままだったが顔はドアを向いていた。待ちきれないという顔をしている。そして利也が顔を出すと、おかえりなさいと言って目一杯抱きついた。

ちょ、誰か慰めて←

こんにちはあ
暑いですね
なんか涼しくなってきたなあ　秋だなあ
…とか思っていたのに
むしむししますよ

そうそう、夏季休暇後半になって漸く落ち着きました
というか、もう夏休みって感じしませんけどね!!!!!
よくわからんけど家にいる、みたいな…
そろそろ本気で勉強に手を付けなければならない
なんかね、ものすっっっっごく無気力なんですよ
今に始まったことではないけれど
高校卒業前くらいからだけど
何なんですかね??
で、一旦沈むとなかなか浮いてこないっていう、ね
周りにはもう仕事してる人もいるってのにわたしは何を……
と考えることが多々あります
かといって誰に言うわけでもないんですけどね
え、相談?
そんなのとっくの昔に諦めてますよ
嘘しか言えないこの口をなんとかしてください　まじで
もうやだ…

この火曜日に、お世話になった人が9月に卒業するということで、まあ当日には行けないので渡す物を先生に預けるために高校まで行ってきました
行ったらいきなり先生とばったり会っちゃいました
学校入ったら入ったで
何これ学校じゃん
…いや、当たり前なんですけど
こう、更に学校らしさがup! up!　…みたいな感じ?
おおう…ってなりましたw
新しい先生にも挨拶して一通り先生たちと話したんですけど、やっぱりというかなんというか、
授業があるわけですよ
当たり前なんですけどね!!
授業合間の休み時間に元担任に会って「次の授業が終わるまで待ってて」と言われたんですけど、あと15分が待てなくて帰ったっていう←
いやいやいや!　だってさ!　特別に仲の良い後輩がいるでもなく、そんな中であと50分待てと!?
先生たち忙しいのわかってたからさ!　邪魔になりそうだったからさ!　うううううう……もう無理!!!!!　で帰ったんですよ!
むしろトータルで1時間ほどあの空間にいたことを褒めてほしい
だんだん人入ってくるんだもん　わたし完全に邪魔者じゃないですか…
冗談半分で「帰るかも」とは言ったけど、うん　はじめは待つつもりだったんですよ
うわあああああああ　もう、ごめん　先生、ごめん　ほんと、ごめん
わたしも話したかったんですよ　ほんとですよ!
なんか貴重な友達感覚な感じで話せる先生だから、唯一この口が嘘を吐かずに本当のこと言える可能性があったから話す…というか話聞いてもらおうと思ってたのに
最低限の用は済ませましたけど、はあああああ……って感じです
今年に入ってからだんだんと自分のタイミングの悪さを自覚し始めていたので予想はしてましたけど、
…まじか

ちょっと、もう、わたし、生きてく自信ない

ベチャッとね、やっちゃったよ

こんにちは

(今回はちょっと長いです/ﾎﾞｿｯ)

課題提出し終わってテストも全部終わって夏休み入ってます＾＾
なんか、あれですよ
自分が学校とかで他の人(主に弟たち)が休みっていうのは特に何にも思わないわけですが、自分が休みで他の人たちが忙しそうなの見てるとなんだかすごく申し訳ない…
本当は8月の2週目くらいから夏季休暇ってなってるわけですが、ボランティアとか学校のオープンキャンパスとかで本当にゆっくり「休みだー!」って感じなのはこの週末からですかね
そうそう　人生初のボランティアに行ってきました!!
泥をかき出す作業で、服がベチャッとその泥で汚れまして
いやいや、いいんですよ　汚れるの覚悟で行ってますからね　ちゃんと汚れてもいい服で行きましたから
でもさ、
明日のオープンキャンパスで使うのにどうするよ、これ…(´Д`;;)
オープンキャンパスで、スタッフは学校のTシャツを着ることになってて
先生にボランティアで着ていく服の指定でそのシャツを着て行ったら…orz
土嚢を抱えたわたしのバカ!!!!!
ほんと、なんで抱えたの、わたし…
その晩洗ったけど落ちなくて、一応持って行きましたよ　ええ、持って行きましたとも
「先生、これってアウトですよね」
「そうやね　これ持って来たから」
1年生は黄色なのに、黄緑のわたしは何年生って話ですよ

「5年生かねーwww」

しかも前回は他の学部に黄緑の人いたのにその日に限ってわたしだっけって…
浮いてたわー　絶対浮いてたわー……
もう、本当に　次からは気を付けます
で、ボランティアの話に戻るんですけど
熱中症にならないようにと500mlのペットボトル飲料を3本持って行ったら、帰りにはなんとその3倍に…
あっれー??(・д・`)
行には少し余裕のあったリュックもパンパンで手にも荷物
おかしいな　予定だと荷物は減って帰るはずだったのにな
飲み物3倍に増えたけど、実際にその時消費したのって500mlを1本半ですからね
旅行じゃあるまいし、帰りの荷物って軽くなるものなんじゃないんですか??
それからボランティアに行っといて何見てんだって話ですけど、
一緒に作業したお兄ちゃんのつなぎがかっこよかったー
あれ?　つなぎのお兄ちゃん??
まあどっちでもいっか←
つなぎかっこいいんだけど描けない…；；

ところで話は変わりますが
久しぶりにいとこがうちに来たのですよ!!
たしかわたしが高1の春休み以来だから…
2年半ぶりくらいですかね!
男の子(1つ下)のほうは来れなかったんですけど、女の子(3つ下)と叔母ちゃんが来ました
向こうもなんだかいろいろあるみたいで、ばあちゃんが向こうに様子を見に行こうかどうしようか言ってたんですよ
9月ならわたしが付き添いで一緒に行けるよ　とか話してたら急にこっちに来ることになって、まじか!　やったね!　って思ってたんですけど、わたしはちょうど大学の用事でもう一方のばあちゃんの家にいるっていう……
そうですよ　この前の週末の話ですよ!!
なんてタイミングだよ、まったく
この頃、自分がとってもタイミングの悪い人間だと思えてなりません…(泣
今度家に帰ったら様子を聞きたいと思います

今書いている小説ですが、高3から?　更新が止まったのをいい機会だと思い書き直しています
相変わらずタイトル決まらずではありますが
受験が終わってちょいちょい書きためてるけどまだ2桁いかないくらいなので、やっぱりゆる～りな感じですけど更新していく予定です
考え始めた時は自分より年上で書き始めたのが同い年　そして今は2つも上…
今頃終わってるはずでした、今の話w
主人公の名前、一発で変換できないことを若干後悔はしている←
携帯でもパソコンでも『聡』と『太』を分けなきゃ出ないんですよねえ…(´∀`;)ｱﾊﾊ

…さてと、明日も大学関係の用事でちょっと出てきます(・ω・´)

ほうむ 2

　新学期が始まって一ヶ月弱。面倒なことになったと聡太は頭を抱えていた。
　当初の予定では、今頃、聡太はクラスから孤立して一人でいるはずだった。また誰にも干渉されず比較的楽に過ごしているはずだった。なのに……。
　一体全体どこでどう狂った。そう思わずにはいられなかった。
　初日の挨拶。第一印象は最悪だった。無表情もいいところで、自己紹介とは名ばかりの、本当に名前だけの挨拶。よろしくもなし。にこりともしない。嫌われてもおかしくない聡太の行動。しかし新しいクラスメートには、それが緊張していると見えたらしい。生徒の数が多くなく、転校生が珍しいのか翌日からたくさん周りに集まってきた。うっとうしく感じながらも、嫌な奴に見せようという第一印象を失敗している以上、わざわざ寄ってくる者を遠ざける必要がなくなったので聡太は努めて笑顔をつくってみせた。
　愛想笑いはある人から教えてもらった処世術だ。今まで他人と必要以上に関わることなくうまくやっていけたのも愛想笑いのおかげに違いない。
　ところで聡太を悩ませているのはこれらのクラスメートではなく別の二人。
「晴れてる日は外で食べるのもいいな」
「そうだねー」
　宮守修と寺岡花だ。二人とも聡太のクラスメートであるが他とは違っていた。前の学校や住んでいたところ、家族のことには全く触れてこない。他愛ない会話ばかりで、その多くは修と花で話している。聡太にも話を振るが答えなければそのまま流していた。無理に答えさせる気はないようだ。
「小山の弁当おいしそうだよな。まさか小山が作ってんのか?」
　黙々と食べ進める聡太の弁当を横からのぞき込んで修が言う。たしかにと花も自分のものと比べてみた。
「……叔母さん」
　二人の話を流していた聡太は、口の中のものを噛み終え空にするとおもむろに口を開いた。ただの気まぐれだった。自分でも何故答えたのかわからなかった。まさか聡太が返事をするとは思っていなかった修と花は、余程驚いたのかポカンとした。そしてすぐに、ぱあっと周りに花が咲くのが見えるくらい明るくなる。きっとどんどん咲いては飛んでいっているに違いない。二人が喜んでいるのが目に見えてわかるほどだ。
「……そっか!　じゃあ叔母さんと一緒に住んでいるんだね。料理が上手で羨ましいなあ」
「花とは大違いだな」
「あたしだって作れるもん。たぶんだけど」
　聡太は止めていた箸をまた動かし始めた。食べ物を口に運ぶ。それ以上口をきくつもりはなかった。修も花もそのことをわかっているようで、たいして気にはしなかった。
　食べ終わった聡太は席を立とうと弁当をしまう。聡太には修と花が理解できなかった。特別何かをするわけでもなくただ傍にいる。会話に交ざることを強要しないが、さっきみたいに何でもない、たった一言を返すだけでこれ以上ないというくらい喜ぶ。気持ちが悪いくらい。二人が何をしたいが為に自分の近くにいたがるのかさっぱりわからない。言うまでもなく聡太と友達になりたいから近付こうとしているのだが、友達をつくろうとしない聡太に理解できるはずがなかった。
　そんな聡太にもわかることは、
「今日こそ一緒に帰ろうねー!」
　とても図太い奴らだということだ。

あつーい!! (`Д´;;)

もうなんか…すっかり夏の空で…
あ、なんとかまだ学生です←
蒸し暑さと日差しの暑さの中、自転車で片道40分強かけて大学を行き来しています
大学に行くだけで汗ぐっしょりです…　着替えがいるよ、着替え
朝の、人がほとんどいない静かな雰囲気が好きです
…とか言ってるから駄目なんでしょうね(´∀`;)

そういえば、先月に所属している委員会の歓迎会に行ってきました
行くまで、というか行っても「うぇ…」って感じだったんですけど(ｵｲ
結果としては楽しかったです
1年生の席に唯一座れなかったわたしは先輩たちの席へ
先輩(5人)に囲まれて食べました←
とりあえず、

うちの委員長(女)はかっこいい!!

部門長は優しい!!

会長はおもしろい!!

委員長と部門長には名前と顔を一致させてもらいました
あれ?　一致してもらった?　いまいち言い方が…

今は来週中までのレポートに追われてたり追われてなかったり
これが終わったら…あ、もう1つレポートが…
でもそのあとはテストだけですね


久しぶりに小説とイラストを更新しました
1日に3つとか…少しずつすればいいのにねって自分で思いますw




なんだかなあ…
毎日きつい…(ボソッ